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【ダボス(スイス東部)=平本秀樹】仙谷行政刷新相は30日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、
世界経済に関する公開討論に参加し、2008年9月のリーマン・ショックを教訓として世界は、
「(短期的に)売り抜く資本主義から育てる資本主義に変わらなければならない」と主張した。
討論の中で自ら発言を求めた仙谷氏は、「投資や金融が実体経済を育てる姿に変わらないといけない。
短期的に売り抜く金融取引ばかりでは、産業界は完璧(かんぺき)に疲弊してしまう」と強調した。
さらに、「資本主義は、倫理性を帯びていなければならない」などと持論を展開した。
1月30日22時50分配信 読売新聞
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