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米国で4人死亡の暴走事故を起こしたトヨタの高級車レクサス「ES350」は、
犠牲者がトヨタ系販売店から、自分の車を整備のため預けている間、借りていた
「代車」だったことが分かった。ES350の所有者は、フロアマットがずれると
暴走する恐れがあることを07年のリコールを通じて知らされているが、今回の
犠牲者は自らの車はリコール対象でないため危険性を認識しないまま乗っていた
可能性が高い。トヨタが系列販売店を通じてどのように注意喚起していたかが一つの
焦点になりそうだ。
関係者によると、事故で死亡したカリフォルニア州高速警察の隊員であるマーク・
セイラーさん(当時45)は、自分の車を整備のために販売店に預けた。セイラーさん
の車はES350とは別のレクサス車だった。
8月28日、販売店から借りて乗っていた代車は暴走。妻、娘、義理の弟とともに
亡くなった。これまでの調べで、代車の運転席には、トヨタ純正だがES350用より
前後がやや長い、別のレクサス車用の全天候型フロアマットが装着されていた。
米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)やトヨタは、何らかの理由でこのマット
にアクセルペダルが引っかかり、アクセルが全開のまま戻らなくなって車が暴走した
可能性があるとみている。