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県警が延長に踏み切ったのは、障害者らの声がきっかけだった。
視覚障害者が夜に外出しようとすると、音が流れないことから、信号が変わった
ことに気づくのが難しくなる。夜間に出かけたくても、交通事故が心配で
出かけられない。時間帯を延ばして欲しいという要望は、常々、県警に
寄せられていたという。
そんな切実な願いが、実現に向かって動き出したのは昨年の9月県議会。
県議が延長を求めたのに対し、県警の西郷正実本部長が「視覚障害者の方々の
安全な通行を確保するため、見直しは必要」と答えた。以来、各警察署が
信号機の付近の住民と交渉を重ね、理解を求めてきた。
今回の延長を県警交通規制課は「第一歩」と位置づける。今後も住民との
話し合いを続け、一つでも多くの信号機で実施したいという。同課の
宮川秀樹次席は「すべての人が安心して外出できるようにする環境づくりを
進めたい」と話した。