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昨年4月から千葉市中心部の風俗浄化に取り組んできた県警合同捜査班は今月で捜査を終了し
、計110人を摘発した。白タクや違法風俗営業など歓楽街の犯罪を一掃することができたとしている。
全国の主要な繁華街・歓楽街の風俗浄化を目指す警察庁通達を受け、県警は千葉中央署に
組織犯罪対策課、国際捜査課、風俗保安課など7課1隊2署による合同捜査班を設置した。
歓楽街対策にこれだけの捜査態勢を組むのは県警では初めてで、中央区の富士見、栄町地区で
捜査員32人が捜査してきた。
摘発された110人のうち、57人は韓国籍。9人が逮捕された韓国人グループによる白タク事件では、
不法滞在や不法就労助長、偽装結婚、偽造旅券所持など関連捜査での逮捕者も約20人に上り、
歓楽街の韓国人社会に根付いた闇ビジネスの一端が明らかになった。また、暴力団の脅迫事件や
常習賭博、悪質な客引きなどで日本人計52人も逮捕された。捜査幹部は「引き続き厳しく取り締まり、
組織犯罪の芽を摘んでいく」と話している。
(2010年1月30日 読売新聞)
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