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高速無料化、30路線程度に 6月から沖縄・北海道など
前原誠司国土交通相ら国交省政務三役は、全国の高速道路のうち30路線程度を6月から無料化する方針を固めた。沖縄県や北海道など
交通量の少ない地方が対象。高速道路総延長(約8500キロ)のほぼ5分の1にあたる1500キロ程度が無料化される見通し。2月2日にも発表する。
無料になるのは、北海道横断道、山形道、山陰道、東九州道、沖縄道など約30路線の全区間または一部区間。6月から実施予定で、
対象路線ではETC搭載の有無や車種にかかわらず、すべての車の通行が無料になる。
全国の高速道路(首都高、阪神高速、本州四国連絡橋を除く)を対象に「交通渋滞が起きにくい」「鉄道など他の公共交通機関への影響が
少ない」などの基準で選定を進めた結果、東名・名神高速など交通量の多い主要幹線は無料化されない見通しとなった。
国交省は当初、主要幹線以外の大半の路線を無料化できる6千億円の予算を要求していたが、財務省との折衝で1千億円に圧縮された。
無料化は社会実験と位置づけ、経済効果や他の公共交通機関への影響などを検証した上で、翌年度の無料化路線を決める。
前原国交相は、車種別に上限料金を設ける新たな料金制度も導入する方針。民主党の要望を受け、高速道路料金の割引財源を
道路建設などに回すことができる法改正も検討している。(津阪直樹)
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