10/01/30 05:54:06 eDQ6Fztf0
>>53
まあでも、延べ数百人で挑んだのに仕留められなかった羆を、一人で立ち向かって仕留めたのは事実だし、俺は山本兵吉ってやっぱり凄いと思うよ。
てか、この手の殺人マシーンみたいな獣って定期的に出るんだよな。
歴史的に知られてるのは、中世の時代、フランス中部で暴れまわった狼「クルトー」。
鉄壁の守りでイギリス軍を寄せ付けなかった事で名高い、パリの城壁をアッサリ突破してパリ市内に侵入、ノートルダム寺院の前でミサを終えたばかりの聖職者多数を喰い殺した。
人間が超えられなかった城壁を易々と突破した上、キリスト教が最高権威で絶対の時代にあって、その聖職者を大量虐殺したクルトーは、パリ市民を恐怖と混乱に陥れた。
最後は騎士と一騎打ちして、差し違えた。
次いで、これもフランスに現れた「ジェヴォーダンの獣」。狼なのか犬と狼の雑種なのか、今もハッキリしていない。
女性ばかりを襲って、100人近い被害が出た筈。国王ルイ15世も個人的に興味を抱いて何度も討伐隊を送るが、その都度獣は姿を隠す。しかし最後は、一人の猟師に仕留められた。
そして番外編だが、ある農家の親父。確かスイスでの出来事だったかな。
彼は、動物園から逃げたヒョウ（確か黒豹）が、自宅の納屋に潜んでるのを偶然見つけて、いとも簡単に斧で叩き殺してしまった。
そればかりか、それを料理して喰ってしまった。後にその事実が発覚するも、当の本人は「黒豹？そんなの知るか。納屋に変な動物が居たから、叩き殺して喰っただけだよ」