10/01/31 04:10:58 hr9G5NNO0
>>190
>>220
どうだろうね。ただ大戦中、マタギ達が軍隊に入った場合、やはり狙撃が得意だったみたいだね。
ただし、日本狙撃兵の正確な戦果って分からないんだ。その原因は、死ぬまで戦い続けたから。だから、相当の戦果を収めた元マタギ兵士も居たんだろうけど、真相は分からない。
旧ソ連軍兵士達から「白い死神」というニックネームで呼ばれ、恐れられたフィンランド軍の狙撃兵シモ・ヘイヘも、元をただせばカモ撃ち猟師だよ。
彼は旧式の銃で、しかもスコープも付けずに、ソ連軍兵士を狙撃し続けたんだ。
ヘイヘの最終的な戦果は505人程らしいけれど、実は非公式なものも含めれば更に増えるという話だね。そしてこの記録は、たった100日程の戦闘で挙げた戦果。
もちろん、この記録は世界最高記録で、今も破られていない筈…と言うより、破るのは不可能だと思う。
後年、狙撃の秘訣を聞かれたヘイヘは、一言「練習だ」とだけ、言った。
素朴で極寒の地に住み、軍隊の経験があり、狙撃の名手で、旧式の銃持ち孤独に戦い続けるというスタイルは、山本兵吉もシモ・ヘイヘも同じだね。