10/01/29 13:29:40 0
“埼玉地酒”の人気がじわじわと広がっている。
昨年1~9月の全国の清酒出荷量が4・4%減と振るわない中、
埼玉は2・2%増と全国トップの伸び率を記録した。
むろん量そのものでは、兵庫、京都といった上位陣に大きく水をあけられている。
県内に35ある酒蔵は、創業200~300年と歴史のある酒蔵も多い。
県や酒造組合は知名度アップに懸命だ。
県内は、利根川と荒川の豊かな伏流水に恵まれ、古くから酒造りが盛んな土地柄。
環境省が2008年6月に発表した「平成の名水百選」でも全国最多の4か所が選定され、
「県内の水は軟水で口当たりの良いまろやかな酒ができる」(県酒造組合)という。
県産の日本酒は、酒類総合研究所主催「全国新酒鑑評会」でも好調で、
08年は出品12点のうち8点が金賞、受賞率66・7%は全国
平均26・6%を大幅に上回った。09年も5点が受賞した。
県農林総合研究センターが開発し、03年から作付けが始まった県独自の
酒米「さけ武蔵」の評判も上々で、現在は17蔵が使用し、作付面積が広がっている。
県の08年度の出荷量(課税移出数量)は約1万9689キロ・リットルで全国7位。
全国平均を上回る伸び率で、06年度の8位から順位を上げ、6位の千葉にも肉薄。
一方の消費量も全国5位で、埼玉は“隠れた酒所”だ。
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URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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