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(>>1のつづき)
《そして、加藤被告のうっぷんを爆発させた“事件”が起こる。6月5日、出勤して更衣室に行くと
自分の作業着が見つからなかった。「誰かが嫌がらせで隠した」と感じた加藤被告は激怒する》
検察官「被告は更衣室にかかっていた作業着をすべて投げ捨てた上、持っていた缶コーヒーを
壁に投げつけて、更衣室を飛び出しました。仕事を辞める決意をして寮に帰り、だれかが思いやりの
ある返事をしてくれると期待して、掲示板にそうした出来事などを書き込みました…」
《しかし、思いやりのある反応はなかった。このことが、一つの「決意」をもたらす》
検察官「被告は『大きな事件』を起こし、自分の存在をアピールし、存在を認めさせようと
思いました。さらに『大きな事件』の原因が自分をまともに扱わなかった者、『偽物』や
『荒らし』にあると思わせ、『復讐』したいと考えました」
《念頭にあった「大きな事件」とは、茨城県土浦市の連続殺傷や、仙台市のアーケードのトラック
暴走事件だという。その「復讐」の現場として、何度も行ったことがあり、日曜は歩行者天国となる
秋葉原が、思い浮かんだという》
《加藤被告は掲示板で、犯行の決意をほのめかし始める。6月6日朝、掲示板には『やりたいこと・・・
殺人/夢・・・ワイドショー独占』が書き込まれた》
《トラックの準備ができた加藤被告は、掲示板に書き込みを始める》
検察官「『無事借りれた。準備完了だ』と書き込み、さらに『もっと高揚するかと思ったら、意外に
冷静な自分にびっくりしている』と書き込みましたが、反応は何もありませんでした」
《掲示板への書き込みに反応がなかったことも、不満をふくらませた要因になったようだ。
《東京に向かうまでの間にも、加藤被告は掲示板への書き込みを続ける》
検察官「掲示板に『時間だ出かけよう』『神奈川に入って休憩』『秋葉原についた』などと書き込みました」
検察官「午後0時10分ごろ、掲示板に『秋葉原で人を殺します』『車でつっこんで、車がつかえなくなったら
ナイフを使います。みなさんさようなら』と書き込み、さらに『時間です』と書き込みました」
《検察側はこの書き込みで、加藤被告が無差別殺人の決行を決めたと述べた》(以上、抜粋)