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・《罪状認否で「私がしたことには間違いありません」と起訴事実を認めた加藤智大被告(27)。
検察官「被告は派遣社員として働く中で、自分の存在価値が認められず、部品やパーツの
ように扱われていると感じて不満を抱くことがありました。木材加工工場を辞めてしまい、
しばらく定職につけなかったので、将来に不安を抱くようになりました…」
「被告はそのころ、携帯の出会い系サイトで知り合いメールを交換していた女性が、被告を心配
してくれたのをうれしく思い、『女性と交際して結婚すれば幸せになるかもしれない』と思いました。
しかし、その女性に自分の顔写真をメールで送ると、とたんにメールが来なくなったことから、
自己の容姿が不細工であると思うようになり、強いコンプレックスを抱くようになりました」
《携帯電話越しに、女性に「拒絶」された経験が、その劣等感の発端だったと明かされた》
検察官「こうして被告は、就労状況や自己の容姿などに思い悩むようになり、平成18年ごろから
悩みや苦しみを携帯電話サイトの掲示板に書き込むようになりました。そうすれば読んだ者から
慰めやアドバイスをもらえたり、自分のことを大事に考えてくれる女性と知り合い、結婚できる
かもしれない、という期待をもっていたのです。掲示板は被告の唯一のはけ口でした…」
《加藤被告が掲示板読者に期待した「慰め」の書き込みは、当初はあったという。しかし20年5月
ごろから、加藤被告になりすました「偽物」や「荒らし」が頻発し、同情的な書き込みは消えていった》
検察官「被告は、自分の唯一の居場所がなくなり、存在が殺されたと感じるようになりました。
さらに、それまで慰めの書き込みをしてくれた者にも、裏切り、無視されたと感じました。自分以外の
者すべてが敵だと思い怒りを深めていき、『みんな死んでしまえ』と思うようになりました」
検察官「自分はほかの人と交換可能な存在に過ぎず、まともな存在とは認められていないと感じ、
ますます自分以外の者への怒りを深めました」(>>2-10につづく)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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