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○小池委員 小池百合子でございます。
本日は、参考人の皆様方、大変お忙しいところをお出ましいただきまして、本当にありがとうございます。
御質問に入らせていただく前に、政治倫理の確立ということでこの特別委員会を設けているわけでございますが、
せんだっての国会におきまして、我が党の、そしてまた今回の法案の提案者でございます議員が水をかけるという
言語道断の行動に出ましたことを、各党、各議員の皆様方に大変不愉快な思いをさせたことを心からおわびを申し上げたいと思います。
さて、今回の法案でございますが、各党がほぼ、ほぼといいますか、一言一句変わらぬ文言でもって
提案をさせていただいているところでございます。まさに二十一世紀まであとわずかでございますが、
そこで、この永住外国人に対する参政権の議題をこうやって討議するというのは、まさに二十一世紀に向かって
日本はどうあるべきか、またどうしなければいけないかを問うようなものである。ですから、これはむしろ、
在日の皆様方のことを考えると同時に、日本そのものを考えるという大変大きなモメンタムであるというふうに考えているわけでございます。
参政権ということで申し上げれば、婦人参政権を獲得するまでに大変大きなうねりがあり、
またそこへたどり着くまでのさまざまな苦労があったわけでございます。
今既に婦人参政権の施行から五十数年がたちまして、そしてそれが定着をし、ある意味では、
これからの選挙などというのは婦人の票が、女性の票が決めていくようなところも多数あろうかと思っております。
私どもは提案者でございますが、やはり国民の声の中では幾つかの問題提起もされているけでございまして、
本日、参考人の皆様方におかれましては、そういった問題点をそれぞれ御専門の分野から分析、
また御発言をいただいたものと考えております。
そういった不安、問題点の中に、今回は地方参政権だから、それは身近な部分で、身近な市民生活の中において、
税金を払っている在日の方々がそれに対して意見を、また参政権という形で、選挙という形で意見を述べるのは、
これは当然ではないかというような意見もあるわけでございます。
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