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・民主党の細野豪志副幹事長は「政治家が大きな報道にさらされ、これだけしっかり記者会見で
答えたことはなかった」と小沢をかばった。輿石東参院議員会長は新聞記者に「なぜ、(小沢氏が)
辞任しなければならないのか。その理由をお聞きしたい」と逆切れした。目下のところ、党内から
公然と小沢降ろしの声は出ていない。
しかし、今後はどうなるのか。自民党の大島幹事長は「国会でも説明の場を設けるよう努力する」と
言い、小沢招致に意欲を見せている。世論調査で民主党の支持率がジリジリ下がれば、反小沢派も
色めきだす。分裂騒ぎは民主党のお家芸だけに心配だが、政治ジャーナリストの野上忠興氏は
「自民党が期待するような展開にはならない」と言う。
「いまの反小沢派に権力闘争を仕掛ける度胸はありません。自分で仕掛けるのではなく、検察の
出方待ち、タナボタの展開を期待しているだけなのです。彼らが動けないのは、いま、反小沢の
のろしを上げて、もし小沢幹事長が生き残れば、人事で干されてしまうからです。参院選が終われば、
当然、内閣改造がある。動くに動けないのです」
だからといって、小沢が絶対安泰とも言い切れない。
地検は最後まで小沢起訴を狙っているし、そうならなくても夏の参院選を控えている。支持率が
低下すれば、自ら幹事長を辞す展開はあるからだ。
「小沢氏はそこまで計算済みでしょう。その場合、選挙対策本部長になり、選挙を仕切る。実績を
残せば、再び、カムバックできる。逮捕されない限り、小沢氏の失脚は考えにくいと思います」
(野上忠興氏=前出)
実際、反小沢とみられる7奉行も音なしだ。小沢が会見で疑惑を全否定した以上、それを覆す証拠や
展開がなければ、反小沢派は動けない。小沢会見は党内に睨みを利かす狙いもあったのだろう。
それだけに、検察が小沢を潰すには意地でも立件するしかない。
渦中で行われた名護市長選では民主党が推薦した稲嶺進氏が制した。小沢聴取の影響は皆無だった。
窮地の検察はどうするのか。暴走に拍車がかかる懸念がある。
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