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・浜松市天竜区山東(やまひがし)の国道362号に、「超急カーブ」と書かれた路面標示が
登場し、効果を上げている。天竜署によると、同所では車が曲がり切れずにガードレールに
衝突する事故が絶えず、視覚に訴えようと採用された。「急カーブ」の上をいく「超急カーブ」の
表示は県内初。「全国でも聞いたことがない」と同署。“新名所”として定着するかも!?
実際に車でカーブ地点を走ってみると、波打つように見える直線道路から急カーブに
入るため、スピードが出やすい上に見通しが悪い。同署では昨年11月、道路を管理する
天竜区役所や周辺の住民と協議し、「超急カーブ」と標示することを決めたという。
同署交通課は「『その標示はいかがなものか』との声もあった。これまでは自損事故で
済んでいるが、いつ重大事故につながるか分からないため踏み切った」と説明する。
「超」表示に書き換えた昨年12月28日以降に事故はなく、いまのところ効果は上々のようだ。
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※関連ニュース(2006年)
・東京都檜原村の道路標示は、「急カーブ」表示にさらに「超」をつけた事故防止苦肉の
策であることが、関係者の話でわかった。
表示地点は3月12日の夕方、16歳少年がセンターラインオーバーで乗用車と正面衝突した
死亡事故現場だった。
本来、道路標示は道路標識令によって規定され、その中にない「超急カーブ」という表示は
法定外のもの。表示現場は半径30mの急カーブではあるが、同様のカーブは檜原街道
周辺には数多く存在する。
「安全のためになればと踏み切ったが、若者言葉でチョーが使われていることなど、ぜんぜん
考えていなかった」(同事務所補修課・中山哲課長)。
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