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北海道への修学旅行中、男子生徒9人に男性教諭2人が体罰として暴力をふるっていたことが明らか
になった法政大学中学高等学校(東京都三鷹市、牛田守彦校長)が26日、記者会見を開き、
体罰の内容について説明した。特に体罰がひどかった3人に対しては、食堂で夜8時から翌朝8時まで
ほとんど寝かさず正座させ、手やゲーム機で頭を殴ったり、ひざをけったりしたという。
この教諭2人は、過去にも生徒を殴ったり正座させたりという体罰をしていたという。
旅行には別の2人の教諭も同行しており、4人とも自宅謹慎している。
14~18日の旅行中、3人を含む9人が、ゲーム機や携帯電話を隠し持っていたり、浴場で大声を
出したりしたとして、食堂で長時間正座させられたまま、頭から水をかけられたり、床に落ちた
マージャンパイを入れたみそ汁を飲まされたりするなどの体罰を受けた。2人は打撲やむち打ち症で
全治2~3週間のけが。体罰はほかの生徒がいる前で行われ、9人以外の生徒の持ち物も含め携帯電話
やゲーム機数十台をこわした。旅行の参加者全員が精神的なショックを受けているという。
[朝日新聞]2010年1月27日10時0分
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