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普天間移設問題をめぐり、今度は平野官房長官が「火だるま」となった。平野官房長官は「市長選の
結果はしん酌しない」という25日の問題発言の火消しをする間もなく、26日は、「地元の合意が取れ
ないと進めないのか」と、火に油を注いだ。移設先はどこなのか、鳩山政権の迷走は続く。
自民党の大島幹事長は「『おごるな民主党、おごるな鳩山政権!』と言いたいのであります」と述べた。
社民党の照屋寛徳議員(沖縄)は「けしからんどころか、ぶん殴りたい!」と述べた。
飛び交う厳しい批判の発端は、名護市長選で辺野古移設反対派が勝利したことを受けての平野官房長官の
「しん酌してやらないといけないという理由は私はないと思っています」との発言。
「名護市の事情や心情をくみ取る理由はない」とも受け取れるこの発言。
平野官房長官は、選挙は民意の1つとしているものの、地元・名護市民からは「大変怒ってますよ。沖縄
の人をばかにしてるんじゃないですか」、「命がけでこういう選挙をね、勝ち取ったわけだけども、あれ
にはわたし憤慨しております」などいった声が聞かれた。
また、辺野古移設反対を掲げ当選した稲嶺名護次期市長は「これまでの名護市の環境と、選挙後の環境と
いうのは、やっぱり変わってきてるんでね。その辺りはしっかりと受け止めていただきたいなと思いますね」
と述べた。
さらに、与党からも苦言が相次いだ。
国民新党の亀井静香代表は「官房長官は、キツネとタヌキを掛け合わせたような男だからな」と述べた。
社民党の福島瑞穂党首は「社民党とすればですね、辺野古の沿岸部に海上基地を造るという選択肢はなくなった
というふうに思っております。ぜひ、しん酌してもらいたいと思います」と述べた。
「しん酌する理由がない」とした官房長官発言だったが、2週間前、鳩山首相は「名護の市民の思いというものも
『しん酌』をしながら、最終的な結論というものを...」と述べていた。
鳩山首相は、「名護市民の思いをしん酌する」と正反対の方針を示していた。
国会では、迷走する政府を野党が追及した。
自民党の舛添要一前厚労相は「二転、三転、四転、五転と変わったら、何が真意なんですか?」と述べた。
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