10/01/26 19:00:35 0
(>>1のつづき)
工藤氏は「233人であっても虐殺があった事実は認めなければならない」とした上で、「根拠のない
数字が教科書に載っていることが問題。日韓併合100年でもあり、事件を公正に見直す動きが
広がってほしい」と話す。工藤氏の研究は「関東大震災『朝鮮人虐殺』の真実」(産経新聞出版)に
まとめられている。
◇
関東大震災直後の朝鮮人虐殺は、小学校から高校までの社会科教科書にすべて記述されている。
中学では「およそ7000人」(清水書院「新中学校歴史」)、高校では「6000人以上」(東京書籍
「新選日本史B」)、「約6700人」(実教出版「高校日本史A」)といった記述のほか、「数千人」
「多数」としたものもある。小学でも「罪のない数千人の朝鮮人が殺される事件が起きました」
(教育出版「小学社会6上」)などと記述。小中高とも、「虐殺」についての記述が、関東大震災に
ついての説明の半分前後を占めている。
学習指導要領や、教科書編纂(へんさん)に影響が強いとされる学習指導要領解説書には、
朝鮮人虐殺についての言及はない。文部科学省は「過去10年の教科書検定で、犠牲者数に
ついて検定意見が付いたことはない」としている。(以上)