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国際人権連合(略称IGFM、本部:ドイツフランクフルト)のスイス支部は16日、
2009年度の人権賞をカナダの著名人権派弁護士デービッド・マタス氏と
元外交官デービッド・キルガー氏に授与した。
中国当局による生きている法輪功学習者からの臓器狩りの独立調査における
両氏の多大な努力を奨励した。
IGFMスイス支部のシュレゲル秘書長は、両氏に授賞した理由について、
両氏が行った法輪功学習者への臓器狩りの独立調査報告及び著書『血まみれの臓器狩り』は、
広範囲で注目されるべきだと話した。
「スイスでは同件に関する情報公開はまだまだ少ない。現在は暴露すべき時期でしょう。
専門家のみではなく、大衆に注目され、共に、
中国共産党政権による臓器狩りを中止させるべきです」
2006年初め、米国に亡命した二人の中国人(非法輪功学習者)が、
中国では生きている法輪功学習者に対して臓器狩りを行っていると告発した。
同年、マタス、キルガー両氏は、カナダのある国際人権団体から依頼を受け、
独立調査を開始した。
30項目以上の証拠を収集し、『血まみれの臓器狩り』と題する調査報告書を作成、
臓器狩りは紛れもない事実であるとの調査結論を出した。
表彰式に出席したマタス氏は、
「調査報告書が公表されてからも、中国当局は法輪功への弾圧を緩めていない。
我々が入手した情報によれば、臓器狩りで亡くなる学習者はむしろ増えている」などと語った。
授賞式でキルガー氏は、法輪功弾圧が始まった1999年から2005年まで
中国国内で行われた計4万1千5百例の移植臓器は、法輪功学習者のものである、と再度説明した。
両氏は、これからも各国政府、政治家たちに中国での臓器狩りの犯罪を伝え続けていく、
と意気込みを語った。(>>2以降に続くです)
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