10/01/25 12:58:35 V/Zq/G9h0
・選択的夫婦別姓について 谷垣の見解:反対
『正論』2010年1月号101ページより谷垣発言
これも党内には賛否両論の意見がありますが、
私自身は、現在の法制のもとでは夫婦と子供でつくる
家族共同体の名称が氏だと考えています。
そこで家族の絆や一体感を大切にしたいので、
夫婦や子供たちが別々の氏を名乗る別姓には反対の立場です。
ただ、東洋での別姓論の背景には、
先祖以来の生命の流れを大切にするという考えがあったと思います。
日本で夫婦同姓が定着しはじめたのは江戸時代以降で、
もともとは別姓だったという議論もありますから、
この機会に家族のあり方、夫婦のあり方を、
国民全体でじっくり考えてみるのもいいと思います。
もっとも、民主党や社民身の別姓論は、
氏を個人の符丁としかとらえない
個人主義的発想からきていますので、全く賛成できません。
彼らのペースで別姓が導入されれば、家族の一体感が薄れ、
日本的な温かい家庭のあり方が大きく揺らぐおそれがあります。