10/01/24 14:12:10 bmHXXR2c0
「女性の喫煙権を守れ」
秀里 音子(学生 23歳 東京都)
昨年の11月下旬に、法政大市ケ谷キャンパスでおこなわれた調査では、
喫煙する異性に悪い印象を持った学生が、女男とも89%に達したという。
それ以外の調査でも、タバコを吸う異性とは交際したくないと答える女男
の割合が増えているらしい。理由として、喫煙臭を嫌う女男が多くなって
いるというのも大きな要因であるようだ。
だが、ちょっと待って欲しい。
それらの結果をもって、女性と男の喫煙に同列に悪い印象をもたせるのは
間違いではないか。
私も個人的に喫煙をする男との交際などはご免である。それは、喫煙臭に
加えて、それ以上に男の身体の発する悪臭が絶えられないからだ。
ところで、昔から男どもの喫煙はマナーが悪く社会的にも悪影響だったが、
女性の喫煙には「クール」「大人っぽい」などの好印象が抱かれた時期も
あった。それが10%にも達しなくなってしまったのは、マスメディアに
よる偏向的なバッシングに影響されてしまったせいではなかろうか。
そもそも、女性がいつどこで喫煙をしようが、吸殻を捨てようが、それは
女性個人に決める権限があり、男どもにどうこう言われる筋合いはない。
私自身も、気分がいら立っている時などは、リラックスの為に一服やって
いる。世の中には「禁煙」を強いている場所が増えているようだが、それ
はあくまでもマナーに欠ける男に対するものであり、女性には関係の無い
ことだ。たとえ健康的に悪いとされていようと、背に腹は変えられない時
もある。
それはさて置き、いま政府では財源拡充のために、タバコを一箱500円に
する案が浮上しているらしい。これは喫煙家女性に対する差別である。
むしろ、女性へのタバコの販売は無償化して、男への販売価格を大幅に
引き上げるほうが、あらゆる意味で得策なのではなかろうか。