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自殺した人が１２年連続で３万人を超えていることから、厚生労働省は自殺する人を
減らすための具体的な対策を検討するプロジェクトチームを発足させました。
去年１年間に自殺した人は全国でおよそ３万２００人に上り、平成１０年から１２年連続で
３万人を超える深刻な状況が続いています。このため、厚生労働省は自殺する人を
減らすための具体的な対策を検討するプロジェクトチームを発足させ、２１日、初めての
会合を開きました。会合では、長妻厚生労働大臣が「日本の人口に占める自殺者の割合は、
先進国の中で最も高い水準だ。２０代の死亡原因の１位が自殺になっていることも、
ゆゆしき問題であり、有効な対策を打ち出したい」と述べました。続いて、自殺対策に
取り組んでいるＮＰＯの代表で、内閣府の清水康之参与が「実態に即した対策を政治主導で
行っていけば、自殺は減らせるはずだ」と訴えました。プロジェクトチームでは今後、
自殺の原因を詳しく分析したうえで、うつ病などの精神疾患が原因で自殺する人を
減らすためのメンタルヘルス対策など、自殺防止の具体的な対策をことし３月までに
取りまとめたいとしています。
*+*+ NHKニュース 2010/01/21[21:10:52] +*+*
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