10/01/20 22:06:27 0 BE:411505834-PLT(12556)
全日本空輸の伊東信一郎社長は20日、会社更生法の適用を申請した日本航空に対し、
政府が過度の支援をした結果、全日空が不利にならないように国土交通省に要請した。
国交省側も航空会社間の競争条件が不公平になることはないとし、競争環境が
公平かどうか注視する考えを示した。
国交省の前田隆平航空局長は、「航空会社間の扱いが不公平になることはあり得ない」と強調した。
伊東社長は要請後、記者団に対し、「公的資金をバックに安売りをするとか、
マーケットの秩序が乱れるようなことは困る」と指摘した。伊東社長は、EUでは、
公的資金を受けている企業が最も安い価格を設定できないルールを定めている例を挙げ、
債権放棄を受けて身軽になった日航が、運賃の値下げ攻勢をかけることなどに
警戒感を示した。
全日空は同日、公正取引委員会にも公平な競争条件確保を求める内容の文書を提出している。
さらに伊東社長は、「国際線は積極的に拡大していく」と述べ、日航から国際線の
一部を引き受けることに前向きな考えを改めて強調した。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2010/01/20[22:06:27] +*+*
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