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大手電機メーカーの「富士通」は、日本では事業仕分けの対象とされた「次世代スパコン=スーパーコンピューター」について、
先端技術の研究開発の強化を国の政策の柱とするシンガポールの政府機関と共同で研究を進めると発表しました。
富士通は2年後の実用化に向けて開発を進めている次世代スパコンについて、その要となるソフトウエア分野の研究を、
シンガポール政府の研究機関と共同で行います。具体的には、双方の研究者20人による共同チームを作り、化学や情報通信、
電子工学などさまざまな分野で次世代スパコンの能力を生かした高度な計算やシミュレーションなどを行うということです。
次世代スパコンは、日本では事業仕分けの対象として「予算計上の見送りにかぎりなく近い」と判定され、
来年度の予算案では最終的に開発費の一部が削減されました。
一方、GDP=国内総生産の3%を先端技術の研究開発に充てることを国家目標に掲げるシンガポールでは、
次世代スパコンは科学技術の基盤と位置づけ、政府が研究者の招へいに力を入れるなど、日本とは対照的に予算措置を拡大しています。
記事引用元:NHK(1月19日 23時25分配信)
URLリンク(www.nhk.or.jp)