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北陸電力(富山市)は18日、二酸化炭素を排出しない電気バスを2月中旬から富山市内で運行
されているコミュニティ路線バスに試験導入すると発表した。
CO2排出量は、発電所などで出る分を換算してもディーゼル車の3分の1になるという。
日本バス協会(東京都)によると、電気エネルギーによる路線バスは全国初。
経済産業省の「低炭素社会実証モデル事業」として、北陸電力が富山地方鉄道、富山市の第3セクター
「まちづくりとやま」などと開発を進めてきた。北陸電力によると、車両は高齢者も利用しやすい
低床型で乗客定員は28人。急速充電できるリチウムイオン電池を4台搭載し、フル充電すると
68キロ走行でき、最高時速は84キロ。
対象となる路線は、富山地鉄が運行するコミュニティバス「まいどはや」の一部ルート(約7キロ)。
現行の1日31便(20分間隔)のうち、9便分で、運賃は100円。富山市などは1か月間、
試験的に走行させ、費用や耐久性などをみて、市内の路線バスとして定着させる考えだ。
(2010年1月18日23時36分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
北陸電力などが開発した電気バス
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