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民主党籍を持つ岩手県の達増拓也知事は18日の記者会見で、小沢一郎幹事長の資金
管理団体の土地購入事件で、衆院議員の石川知裕容疑者ら3人が逮捕されたことについ
て、「昨年の西松建設事件での(大久保隆規被告の)不相当な逮捕を『あれでよかっ
た』と無理に結びつける逮捕。不当、不相当だ」と述べ、検察の対応を強く批判した。
達増知事はさらに、「民主党内から『逮捕は不当、不相当』という声が出てこないの
はおかしい。民主党の議員、日本の民主主義を守る立場の人たちから、そういう声があ
がるべきだ」と述べた。
達増知事の発言は、陸山会による政治資金収支報告書の不備は修正すべきだが、「い
きなりの逮捕はおかしい」という考えに基づくもの。
会見では、東京地検特捜部に対し、「私は昨年の民主党県連大会で『(岩手出身の)
初の平民宰相・原敬さんに続き、小沢一郎さんは国民が自らの意志で選ぶ初の国民宰相
になる』と述べたが、(大久保被告の)不相当な逮捕がぶちこわした。遺憾に思う」と
昨年の小沢氏の代表辞任の“恨み節”も。
達増知事はその上で、「変に辞任すると、日本の政治が昨年、取り返しがつかないゆ
がみを受けたということも、なしになってしまう」と述べ、小沢幹事長の続投を強く支
持した。
(続く)
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)