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★全国に８５万人もいる隣の派遣ＯＬと安全な情事
突然の首切りに怯（おび）える派遣ＯＬは結婚願望が強く、ムダに遊ばないとか。ヘ
タに手を出せば、「セクハラ上司がいる会社」とか言いふらされ、大事になりかねな
い。男おひとりさまに都合のいい派遣ＯＬと、安全な情事がしたい！
総務省の労働力調査によると、派遣ＯＬは全国に約８５万人。フィジー諸島共和国の
人口並みにいるとなれば、ひとりやふたり、情事ができる派遣ＯＬはいるはずだ。
２０代、３０代の女性事情に詳しいライターの佐藤留美氏は、派遣ＯＬの中に「“掘
り出し物件”がある」としたうえで、ずばり「２６、２７歳のバツイチシングルマザー
が狙い目です」と続ける。
「大学時代から付き合っていた彼氏と、卒業して間もなくデキ婚。子どもが３歳ぐらい
になり、ひと息ついた若い夫婦が早まった結婚に後悔し、離婚するケースは多々ありま
す。離婚後、派遣ＯＬとして働き出しても、もともと優秀だから仕事はソツなくこな
す。自信を持った彼女たちは水を得た魚のように“第２の青春”を取り戻そうとする。
恋愛やセックスにも積極的な２０代バツイチ女性は、確実に増殖しています」
いつかは再婚もしたいが、３０代半ばぐらいまでは自由でいたい。だから「結婚し
て！」などと迫られる心配は“皆無”という。
しかも、出戻り娘と孫の世話に生きがいを感じる親がいたりする。親もまだ若く、ジ
イジがパパの役目も担うから、子どもを手なずける面倒もかからないというわけだ。
「男と女は、口には出さない本音を見抜いてこそうまくいくもの。派遣ＯＬとの情事に
も、非言語コミュニケーションが有効です」
こう言うのは「人は見た目が９割」（新潮新書）の著者で、劇作家の竹内一郎氏だ。
非言語コミュニケーションとは心理学用語で、髪形や服装、表情、しぐさといった言葉
以外のやりとりのこと。
(続く)
（日刊ゲンダイ2010年1月14日掲載）
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