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★特捜部トップの怪しい捜査手腕
小沢幹事長の土地取引疑惑をめぐり、とうとう強制捜査に踏み切った東京地検特捜
部。疑惑追及に突っ走る特捜検事の陣頭指揮を執るのは、佐久間達哉特捜部長(53)
だ。政界一の実力者を追い詰める男の捜査手腕には疑問符が付きまとう。
●旧長銀粉飾決算、福島県知事汚職で失態続き
「賄賂によって政治が左右される汚職事件を摘発したい」―。08年7月の就任会見
で、そう意気込んでみせた佐久間部長。検察の花形ポストに座った男は、その4日後に
最高裁で赤っ恥をかかされた。
「被告人らはいずれも無罪」
旧長銀の粉飾決算事件で証取法違反などに問われた大野木克信元頭取ら3人に逆転無
罪判決を言い渡したのだ。特捜部が手がけた重大事件で、被告全員の無罪が確定するの
は極めてマレ。検察にとって屈辱の事件の捜査の中核を担ったのは当時、主任検事だっ
た佐久間氏だ。
「戦後最大の粉飾決算事件といわれた旧長銀事件を立件にこぎつけたことが評価され、
佐久間氏は法務・検察の各主要ポストを歴任、在米大使館書記官も経験するなど順調に
“赤レンガ派の超エリート街道”を歩んできました。特捜部長に就任した途端、出世の
きっかけとなった事件が最高裁で覆されてしまうとは、さぞかし不名誉なことだったで
しょう」(東京地検事情通)
(続く)
(日刊ゲンダイ2010年1月14日掲載)
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