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●ますます冴える小沢幹事長の剛腕ぶり
小沢が嫌いなメディアはちっとも書かないが、小沢の政治家としての実力は最近、ますます、磨きがかかっているように見える。
先の衆院選では段階的に公認を出し、選挙運動に熱心でない候補者を震え上がらせ、大量の小沢チルドレンを当選させたあとは、
党内最大派閥をバックに党内政治を仕切っている。さらに、陳情一元化で幹事長室に権力を集中させ、
次々に企業、団体を民主党になびかせている。
「驚いたのが、次の参院選で2人区に平然と2人を立てる方針であることです。1人は連合の組織候補、
もう1人は風を受けられる大衆受けの候補者。両者が競い合い、2人とも当選させるのが狙いですが、
こんなことは自民党は考えもしないでしょう。共倒れを恐れる候補者が納得しないし、
それを抑え込むほどの実力者もいない。しかし、小沢氏は平気でそれをやるわけです。
小沢氏は自民党を完全消滅させる狙いで、すでに来年の統一地方選も視野に入れている。
衆参の選挙に続いて、地方選挙でも惨敗すれば、自民党は壊滅です。小沢氏のすごいところは、
徹底してやること。絶対に妥協をせずにやりぬくこと。他の政治家とは大人と子供ほどの差があります」
(政治ジャーナリスト・野上忠興氏)
裏を返せば、小沢がいなくなれば、民主党はフツーの政党に戻ってしまう。だからこそ、検察もメディアも
小沢叩きに血道を上げるのだが、それは国民のためにはならない。権力の完全掌握を狙う小沢は、
数の力をバックに国会、選挙制度改革を断行し、真の政治主導=国民主導を根付かせようとしている。
2大政党制になっても官僚支配がそのままでは、どんな政権になっても官僚の手のひらの上で踊らされるだけだからだ。
高度成長期ならいざ知らず、経済的に行き詰まっている日本で談合政治はもう通じない。
ここは小沢の剛腕にかけて、日本を根本から変えてもらうしかないのだが、それをメディアは妨害する。
国民は何が正義かを冷静に判断すべきだろう。(おわり)