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[読売] 1月19日付 編集手帳(2010年1月19日01時27分)
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恐怖政治を敷いたソ連の独裁者スターリンが死去し、党大会が開かれた。
フルシチョフ第1書記が生前の専横を列挙し、スターリンを厳しく批判した。
演説のさなか、会場から声が上がった。
「その時、あなたは何をしていたのか」
◆壇上のフルシチョフは「いま発言したのは誰か。挙手を願いたい」と切り返した。
手を挙げる者がいないのを見て、つづけた。
「いまのあなたと同じように、私も黙っていた」(川崎浹(とおる)著『ロシアのユーモア』から)
◆手を挙げ、名前を名乗り、疑問をただし、異論を唱える。その自由あっての民主主義だろう
◆きのうの民主党代議士会は、小沢一郎幹事長の“4億円疑惑”に沈黙のまま閉会したという。
各紙の世論調査で支持率は急落し、幹事長辞任を求める声は7割前後にものぼる。
何も、糾弾せよ、というのではない。疑問の提起でいい。説明の要求でもいい。
「国民の声」を金看板にする党が、沈黙はないだろう
◆〈2010年1月の党大会で、代議士会で、あなたは何をしていましたか…〉。民主党所属の国会議員一人ひとりが、
いつかそう問われる日が来るかもしれない。