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★石川議員の元秘書、「秘書給与ピンハネ」疑惑も証言
・自民党の勉強会に14日出席した民主党の石川知裕衆院議員の元秘書、金沢敬氏は、
荒井聡首相補佐官(民主党衆院議員)が、自らと親しい人物を石川氏の公設第2秘書に
登録させ、その給与が荒井氏側に渡っていたとも発言した。
金沢氏によると、平成17年の衆院選で比例代表北海道ブロックの民主党次点になった
石川氏が、道知事選出馬を目指していた荒井氏側に早期の議員辞職を要請。荒井氏側は
「うちの人間を公設第2秘書として登録し、給与をバックしろ」と求めたという。
19年3月、荒井氏の立候補で石川氏が繰り上げ当選すると、荒井氏が用意した人物が
石川の公設第2秘書に登録された。しかし、この第2秘書の事務所での勤務実態はなく、
石川氏側は給与をそのまま荒井氏に手渡していた-と説明した。
この点について、荒井氏の事務所は14日、産経新聞の取材に対し、荒井氏の当時の
秘書が石川氏の第2秘書に就いていたことは認めたが、勤務実態がなかったことや給与が
荒井氏側に渡っていた点は否定した。石川氏の事務所も同様に否定した。
金沢氏はまた、昨年の名古屋市長選で、民主党衆院議員で小沢一郎幹事長を支持する
グループ「一新会」で「力があるMさん」が、河村たかし市長の選挙対策関係者に「裏の方」で
200万円を渡していたと説明。金沢氏は「(河村氏側は)『190万円しかかからなかった。
10万円の黒字になった』と話していた」と述べた。
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