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・東京地検特捜部が激高している。民主党の小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」による
土地購入疑惑で、小沢氏が事情聴取の要請を拒否し、元私設秘書の石川知裕衆院議員も
不可解な供述を繰り返すことに、ついに堪忍袋の緒が切れたのだ。
小沢氏側も一歩も引かない。通常国会召集直前に、特捜部が強制捜査に乗り出したことに、
不信感を爆発させている。「国内最強の捜査機関」と「政界の最高実力者」のバトルは、血の雨が
降りそうな気配となってきた。
「バカヤロー!」
東京・霞が関の東京地検内で10日夕、検事の怒号が鳴り響いた。5日に事情聴取を要請した
ものの、「日程が詰まっている」「聴取内容を限定してくれ」などと事実上拒否していた小沢氏が
同日午後、20歳の囲碁名人と対局した様子がテレビニュースで報じられていたからだ。
小沢氏の態度は、「自分たちが正義を守る」という特捜部の怒りに火を付けた。
陸山会は2004年10月、東京都世田谷区の土地を3億4000万円で購入した。この土地取引を
めぐり、(1)小沢氏の手持ち資金4億円の原資(2)複数口座への分散理由(3)購入時期の変更理由
(4)4億円の銀行融資の必要性-といった「4つの謎」が指摘されている。
これらを解明するため、特捜部は13日、昨年末に続き、石川氏を事情聴取した。石川氏は
土地取引の政治資金規正法違反(不記載)を認めながら、4億円について「小沢先生の手持ち
資金」「原資は知らない」と“灰色供述”を続け特捜部を挑発した。
ある検察幹部は、石川氏の供述内容を「あれは、ウソっぱちだ」と切って捨てた。
特捜部は、「水谷建設」の元経営幹部が「04年10月と05年4月ごろ、小沢氏側に計1億円を
提供した」と供述したことを重視。同社は、大手ゼネコン「鹿島」が小沢氏の地元・岩手県で関連
工事を受注した胆沢ダムの下請けに入っており、「4億円の原資にゼネコン側の資金流入が
あるのでは」(検察関係者)とみて、小沢氏の個人事務所だけでなく、鹿島の本社や東北支社など
にも家宅捜索に入ったわけだ。(>>2-10につづく)
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