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・民主党の小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」が平成16年に購入した土地をめぐり、
小沢氏の元私設秘書で会計事務担当だった民主党の石川知裕衆院議員(36)が政治資金
収支報告書に4億円を記載していなかった疑いが強まり、東京地検特捜部は13日、政治資金
規正法違反容疑で、東京都港区の陸山会事務所や小沢氏の個人事務所、衆院議員会館の
石川事務所、大手ゼネコン「鹿島」本社など関係先を一斉に家宅捜索した。
特捜部は4億円の原資にゼネコンからの裏献金が含まれている疑いが強いとみており、
任意捜査では疑惑の全容解明は困難と判断した。
小沢氏側をめぐっては、準大手ゼネコン「西松建設」の違法献金事件で昨年3月、陸山会
会計責任者だった公設第1秘書、大久保隆規被告(48)=公判中=が規正法違反容疑で
逮捕された際、陸山会などが捜索されており、10カ月余りを経て再び小沢氏側が強制捜査を
受ける事態となった。
一方、特捜部は13日、石川氏から2度目の任意聴取を行い、改めて土地代金の原資や
不記載の経緯など、不自然な点について説明を求めたとみられる。
関係者によると、石川氏は16年10月、陸山会の会計事務担当者として、東京都世田谷区の
土地を約3億4000万円で購入。この際、簿外で調達した4億円を土地代金に充てたにも
かかわらず、収支報告書に記載しなかった疑いが持たれている。
小沢氏側は、4億円の定期預金を担保に金融機関から借りた4億円を土地代金に充てたと
説明していたが、陸山会が土地代金を支払ったのは融資を受ける前だったとされる。
石川氏は先月の任意聴取に「小沢先生に相談し、小沢先生の個人資金4億円を借り、
土地代金に充てた」と説明した。しかし、特捜部はこの説明は虚偽との見方を強めており、
国発注の胆沢(いさわ)ダム工事受注をめぐり、石川氏が水谷建設から受けたとされる
5千万円など、同工事を受注したゼネコンからの裏献金が、土地代金の原資に含まれていると
みている。
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※>>2-10に関連スレ。
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