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・鳩山首相は12日、首相公邸前で記者団に参政権法案について「(与党内の)理解は得られると思っている」と
自信を示したが、これを亀井氏はあっさり否定した。
亀井氏は12日の記者会見で「法案提出について民主党から打診はない。国民新党は賛成していない」と語った。
理由については「憲法の精神の面からも参政権は慎重に扱うべきだ。参政権が得たい人は帰化すれば済む。
帰化しやすくすることを考えればいい」と法案を正面から批判した。
さらに原口総務相は慎重姿勢を示した。
原口氏は会見で「連立政権だから連立3党で意思決定されて初めてわれわれ(総務省)が作業を始める問題」と
述べ、法案策定の着手には、反対する国民新党を含む与党3党の合意が必要との認識を示して、推進派との
温度差をみせた。また平野官房長官も同日の記者会見で「憲法違反と一部おっしゃる方もいると聞いている」と
述べた。
こうした慎重論をよそに同日昼、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた在日本大韓民国民団中央本部(民団、
鄭進団長)新年パーティーは推進一色となった。
鄭団長が「今年が地方参政権付与の年となれば、これにまさる喜びはない。通常国会で日本世論の祝福を
もって実現されることを切に願います」とあいさつ。韓国の権哲賢駐日大使が「必ず実現するようお願いします」と
要請すると、居並ぶ与党幹部から同調の声が続いた。
民主党の小沢幹事長の代理であいさつした山岡国対委員長は、昨年12月12日のソウルでの
李韓国大統領と小沢氏の非公式夕食会合について「そういう(地方参政権の)話がかなり出たとうかがっている」と
紹介した上で、「参政権成立に全力で錦の御旗として取り組む」と、通常国会成立を約束した。
中井国家公安委員長も「5日の閣議で首相が原口総務相に法案づくりを言った。今国会成立で親善増進を」、
社民党党首の福島消費者・少子化担当相も「これからの日韓は共生と協調の百年にしたい」と述べるなど、
この問題を一気に決着させよう気勢を挙げた。(抜粋)
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