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(>>1のつづき)
大衆紙デイリー・テレグラフも電子版でSS関係者のPaul Watson氏のインタビューを掲載した。
同氏は「これは、戦争です。クジラを救うことは戦争です」などとしたうえで、日本は国際法違反の捕鯨を
繰り返し、それに反対する我々の船に故意に衝突してきたにも関わらず「SSのせいだ」などと主張して
いるのは許せない、と語った。さらに、「日本政府は捕鯨船が我々のメンバーを負傷させたり、殺したと
しても、行動を正当化し、擁護するに決まっている」などと強い口調で非難、日本の南極海での
捕鯨活動を止めさせるため連邦政府に海軍船を送るよう依頼したことを明かした、という。
いずれの記事もページを大きく割き、一方的に日本を非難する内容だ。ヘラルド・サンが今回の事故を
受けウェブで「日本の捕鯨船はすぐに南インド洋から撤退すべき?」との緊急アンケートを実施。5500の
回答があり、10年1月8日午後6時現在でYesが80.12%。Noが19.88% になっている。
日本でも「シー・シェパード抗議船日本船と衝突」について、動画投稿サイト「ニコニコ動画」が1月7日に
特別アンケートを実施。9万2430人の回答があり、SSの日本船への妨害行動を「理解できない」が
83.8%、「理解できる」が5.5%、「どちらともいえない」が10.8%という結果だった。また、世界に対し
「捕鯨国・日本の立場を主張していくべき」が67.0%で「反捕鯨にシフトしていくべき」の9.1%を大きく
上回った。
今回の衝突事件について、「水産庁とSSの言い分は、どちらが正しいと思うか」については、「水産庁の
言い分が正しいと思う」が55.5%。「SSの言い分が正しいと思う」はたったの1.3%だった。このアンケートに
対してコメントが6500近く付いていて、「シー・シェパードは日本文化を壊そうとしています」「テロに屈する
なんてありえない」「日本は外交と交渉が下手すぎて鬱」などと書き込まれている。(以上)