10/01/10 22:58:08 0 BE:514381853-PLT(12556)
iPS細胞(新型万能細胞)研究など、国際競争が激しい研究分野を緊急支援するため、
2009年度当初予算に計上された「革新的技術推進費(革新費)」60億円が、
政権交代のあおりで執行できないままになっている。
新政権下で配分先の決定手続きが滞り、最終選考に残った研究者らに待ちぼうけを
食わせるという最悪の形だ。
革新費は、「iPS細胞を活用した再生医療・毒性評価技術」「高効率な太陽光発電技術」など
5課題に配分する予定だった。各課題に取り組む研究者を公募し、昨年8月中の
採択を目指していた。
5月に成立した補正予算で、より高額の研究費を提供する「最先端研究開発支援プログラム」が発足。
重複を避けるため、革新費の採択は「最先端」の配分決定後に
決めることにした。
しかし、自民党政権時の9月初めに決まった「最先端」の配分の仕方を民主党政権が
変更して今も調整中。革新費は宙に浮いたままだ。
革新費の最終選考に残っている研究者は「海外の研究チームの勢いに負けないための
緊急支援のはずだったのに」と嘆く。内閣府の担当者は「何とか今月中には配分先を
決めるめどをつけたい」としている。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2010/01/10[22:58:08] +*+*
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