10/01/10 21:58:07 gIVDZjno0
日本の調査捕鯨も無理やりだからね。
合法って胸はれるわけじゃなく、一応、法的にそういう解釈もできるというだけ。
実際のところ、日本政府が国際社会に対して公海調査捕鯨の正当性を訴える根拠は、
「調査捕鯨は国際捕鯨取締条約(ICRW)第8条に基づく国際捕鯨委員会(IWC)加盟国の権利である」
というただ一点のみである。
しかし、ICRWの前段となる国際捕鯨取締協定が署名された1937年当時、
現在日本が南極海と北西太平洋で行っている商業捕鯨と同規模の調査捕鯨はまったく想定外だった。
条約を起草した鯨類学者も、「新種の発見等を目的に、規模としては10頭程度を目安に」と考えていたのである。
それが1950年代以降、旧ソ連などが禁漁期に100頭規模の捕鯨を行う名目として使い始め、
調査捕鯨の看板がIWCの規制の縛りを逃れる口実に用いられるようになった。
日本による現行の調査捕鯨のモデルとされる、1978年に行われた240頭の南半球産ニタリクジラの調査捕鯨は、
発足したばかりで赤字に陥った共同船舶の経営救済手段として、水産官僚が提案したものだった。 」