10/01/10 11:58:01 2UEbrwTeP
要点
1 . 鯨は大事なタンパク源である
今の我々はそこそこの金があれば、結局のところなんでも食料が手に入る。
しかしながら、それが20年後も40年後も続くとは限らない。
そのためには1頭で膨大なタンパク源を賄える鯨の生態を調査し、どこを食べられるか知っておく必要がある。
また、どこに多く生息するかを知ることで漁業の効率化を図ることもできる。
2 . たとえ食糧危機がなかったとしても
我々は魚食文化である。
ありとあらゆる魚をとって食べている。
しかし、鯨はこのありとあらゆる魚を物凄い勢いで食べ尽くす。
もし鯨が増えすぎれば、今度は魚がいなくなってしまう。
仮に食べなかったとしても、定期的に間引かなくてはならない。
3 . 国家的メンツ
くだらないといえばくだらないのだが、特にメリットもないことは譲歩しない方がいい。
向こうに適切な理屈があるわけではなく、単なる感情論が大半を占めただけに過ぎない。
彼らに「ちょっとバッシングすれば言う事きいてくれる」と思われるのはたいへん危険なこと。
彼らは鮪や鮭の規制も企んでいるので、これを回避したからといって我々へのバッシングが止まるわけではない。
とどのつまり、彼らの肉食文化を全面的に受け入れてオージービーフをたくさん輸入しなければ止まらない。
そんなものに迎合する必要はない。