10/01/09 15:34:41 0
熊本市のアパートに一人で暮らす40代のタカハシマサルさんには月2回、特別な日がある。なじみの風俗嬢を自宅に呼ぶ日だ。
その日はヘルパーに手伝ってもらって風呂に入る。重度の脳性まひで手足がほとんど動かないからだ。
いつもは入浴後、ヘルパーに睡眠薬を飲ませてもらって眠る。体の緊張を解くためだ。しかし、
予約した日だけは「大事なことの前に寝てしまってはいけない」と薬を飲まずに待つ。
話が合う女性と過ごすのは楽しい。女性は最後に睡眠薬を飲ませてくれて「また呼んでくださいね」と笑顔で帰っていく。
背中を見送りながら、ふとむなしくなる。ほんとうは、すてきな女性とホテル最上階のレストランで食事したり、
白川沿いの遊歩道を歩いてみたい。でも、出会う機会もないし、「障害者には手が届かない」。
施設で20年近く生活した後、一人暮らしを始めた。「食事や入浴は必要だから介護を受けられる。
性は生死に直接関係ない。でも障害者にだって意思も欲もある」。人間としてありのままに生きたいと思った。
熊本市には障害者専用の風俗店がある。客が申し込むと、まず男性従業員が自宅に来て、障害の程度や
体のどの部分を押さえてはいけないかを聞き、「カルテ」の人体図に書き込む。予約した日は車いすで
乗れるリフト車で迎えに来てくれる。ヘルパーも同伴して出かける。
朝日新聞 自立したい 異性と触れ合い求め
URLリンク(mytown.asahi.com)
画像:ヘルパーの介助で食事をするタカハシさん。いつか、クリスマスに女性とケーキやお酒を楽しみたいという=熊本市の自宅
URLリンク(mytown.asahi.com)
: 2010/01/08(金) 12:36:21
スレリンク(newsplus板)l50
>>2以降に続く