10/01/09 10:52:56 T0/cDgTH0
ファシストにはモラルも節操もないから、権力を握ると平気で公的な資財を私物化する。
年譜を見ると、昭和56年、衆議院議員だったときに彼は自衛隊機を私的に利用して問題になっている。
弟の裕次郎が倒れたと聞いて、小笠原諸島にいた彼は私用なのに自衛隊機を使って急遽帰京しているのだ。このときの飛行機の燃料代は160万円にもなったという。
こういう石原だから、平気で視察旅行に夫人や随員を伴って大名旅行をしたり、無職の四男を委員に仕立ててヨーロッパに派遣するのである。
以後は、国民の道徳的腐敗を嘆いて見せたり、教育改革に口出しをするのは止めることだ。戦前に説教強盗というのがいた。
強盗に入って家人を縛り上げておいて、相手に一場の訓戒をたれるのである。石原慎太郎のやっていることは、説教強盗そのままなのだ。
記者に無職無能の四男に画家として税金で仕事を与える問題は権力の私物化ではないかと指摘されると、目を怒らせて相手を睨み、自分のしたことに問題はないと言い張る。
記者会見に臨む石原慎太郎は、にこっと愛想笑いを振りまくかと思えば、痛いところをつかれると、とたんに高飛車な態度に変わって相手を恫喝する。
些細なことに苛立って声を荒げ、相手を叱りつけるところは、元首相の橋本龍太郎に似ており、甚だ見苦しい所作と言わなければならない。