10/01/09 00:21:30 0
(>>1のつづき)
このように、日本に対する好感度は決して低くない一方、日本が重視されなくなっている実情も浮き彫りに
なっている。
「最も重要な2国間関係」を聞いた質問で、「日中関係」を挙げた人は、06年の調査では48.7%に達して
いたのに対して、今回の調査では21.4%と半減しているのだ。
この結果を紹介する環球時報の記事では、復旦大学国際関係・公共事務学院の呉心伯副院長が、
この背景について「中国の世論からすると、日中関係が中国の国益に対して与える影響は、明らかに
小さくなっている」と解説する一方、中国国際関係研究院米国研究所の達巍副所長は、日中関係の
重要度が低下した理由について「日本の右よりの政権が終わり、日中間にもめ事が起こる時期も終わった。
悪いニュースも減り、処理すべきことが目立たなくったので、重視する度合いも低下した」と分析している。
世論調査では、総じて日本に対する印象は悪くない様子だが、ネット上では、やはり反日感情がうずまいて
いる様子だ。例えば、この調査結果が掲載されたウェブサイトのコメント欄では、「この調査は権威がなくて
信用できない」「(調査に回答した人は)判断力があるのか」「もしこれが本当ならば、中国の教育は失敗だ」
といった、調査結果に対してネガティブなコメントが相次いでいる。(以上)