10/01/07 15:59:08 0
★広告禁止のイスラム聖地に巨大看板 パナソニックがメッカで世界初
・企業広告が禁じられていたイスラム教最大の聖地、メッカ(サウジアラビア)で、
パナソニックが看板の設置などの認可を受け、広告活動を始めたことが7日、分かった。
空港内の巡礼専用ターミナルやモスク(礼拝堂)の駐車場などに多数の巨大看板を
設置した。メッカで企業広告が認可されたのは、同社が世界初。同社は巡礼者を対象に
「ハッジ(巡礼)」のロゴがデザインされた家電製品を販売するなど、サウジアラビアを
新たな戦略エリアとして注力している。
パナソニックによると、メッカでは宗教上の理由などで企業広告が禁止されていたが、
昨秋の大巡礼期間に解禁された。同社は解禁後、メッカ最寄りの空港内の巡礼専用
ターミナルやモスクの駐車場などの広告掲示を一括受注。ターミナル内を「パナソニック」
ブランドの看板や幟(のぼり)で埋め尽くし、巡礼者がメッカを訪れた際の公式ガイド
リーフレットにも広告を掲載した。さらに電話機など家電製品に「ハッジ」のロゴを刻印し、
世界中から訪れる巡礼者を対象に販売も始めた。
同社の昨年のサウジアラビアでの年間売上高は約200億円で、3年後に倍増させたい考え。
毎年秋に1カ月間続く大巡礼期間中、メッカには世界各国からイスラム教信者約280万人が
巡礼に訪れる。同社によると、巡礼者らはAV(音響・映像)商品や家電製品を購入するケースが
多いという。
パナソニックは世界中に展開する販売会社や代理店の販売網を通じ、サウジアラビアで
購入した商品を、巡礼者の居住国の代理店から自宅に届けるサービスにも乗り出している。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)