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西陣織工業組合は6日、京都市上京区で開いた新年総会で、つづれ織りの国旗と民主党の党旗を、
来賓で訪れた前原国土交通相らに贈呈した。昨年8月、同党の集会で国旗を縫い合わせて作った党旗が掲げられ、
問題になったため、同組合の渡辺隆夫理事長は「日の丸を張り合わせるのではなく、
日本の代表として、きちんとした上等な旗を持って」とくぎを刺した。
国旗は縦0・73メートル、幅1・05メートル、党旗は縦0・73メートル、幅1・35メートル。昨年9月の新政権発足を祝い、
職人約20人が爪で緯(よこ)糸をかき寄せて織る伝統的な手法で約3か月かけて織り上げた。
同組合が政党へ旗を贈るのは初めて。前原国交相は「素晴らしい出来栄えで、大変ありがたい。
首相官邸に渡辺理事長に来てもらい、鳩山首相への贈呈式を行い、できれば党本部の代表室に飾りたい」と述べた。
また、同組合は2009年度の「京・ベストタイ・ドレッサー」に、
前原国交相や川口清史・立命館総長ら5人を選び、認定証を贈呈した。
(2010年1月7日 読売新聞)「きちんとした旗を」 西陣織工業組合が民主党旗を贈呈
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贈呈された旗の前で記念撮影に臨む前原国交相(左端)や渡辺理事長(左から2人目)ら(上京区で)
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