10/01/07 06:47:18 0 BE:1028763656-PLT(12556)
「日本航空」の再建問題で、支援の是非を検討している「企業再生支援機構」は、
日航は負債が資産を上回る債務超過に陥り、その規模は先月末で実質的には7000億円を
上回っているという資産査定の結果をまとめました。
日本航空の再建問題で、企業再生支援機構は、今月中に支援の是非を決める見通しで、
日航の経営内容を把握するため、すでに資産査定に入っています。その結果、日本航空は、
負債が資産を上回る債務超過に陥り、その額は、先月末の時点で実質的には7000億円を
超えていることがわかりました。業績がさらに悪化すれば、債務超過の額も膨らみかねない状況です。
機構は、日航の支援に乗り出すには、会社更生法の適用による法的整理で、経営を一からから
見直すことが前提になると主張しており、日航の厳しい状況を考えると、取引銀行側には、
3500億円の債権放棄、つまり借金の棒引きが必要だと伝えました。これに対して、
民間の主力銀行などは、法的整理では、巨額の現金決済を迫られて航空機の運航に支障が
出かねないうえ、利用者の減少につながるおそれがあり、再建の妨げになりかねないなどと
反発して、民間どうしの話し合いによる、いわゆる「私的整理」で再建を目指すべきだと主張し、
調整が続いています。機構は、法的整理となった場合、6000億円から7000億円の
資金を手当てして、日本航空の資金繰りを支える一方、燃料補給などに伴う一般的な商取引に
関係する債権や、利用者のマイレージは保護することなどを打ち出し、銀行側との協議を
進めることにしています。
*+*+ NHKニュース 2010/01/07[06:47:18] +*+*
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