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奈良市環境清美部の元職員の男性(46)(懲戒免職)が不自然な病気休暇を繰り返したとして、
市が休暇中に支払った5年10か月分の給与約2300万円の返還を求めている問題で、回収が
1年以上滞っていることがわかった。
回収できたのは2%余りにすぎず、市は「財産や給与などの収入がなく、現時点でこれ以上の
回収は困難」としている。
市によると、元職員は2001年1月~06年10月、虚偽の診断書を繰り返し提出し、この間に
10日しか出勤していないのに給与など約2300万円をだまし取ったとして、市が返還を求めて
地裁に提訴。07年7月に市が勝訴した。
これまでの回収額は、預貯金2299円や、税務署から返還を受けた所得税など計53万5604円。
利息が増加しており、現在の請求額は約2800万円で、毎年約100万円増える。
本人名義の財産はなく、判決以降、新たな所得がないため、給与差し押さえなどは不可能で、
市人事課は「今後収入があれば、差し押さえられるが期待はできない」としている。
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YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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