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・2009年12月25日(米国時間)、デトロイトへ向かう飛行機の中で、乗客が下着に仕込んだ
爆発物を爆発させようとするテロ未遂事件が発生した。米国政府の当局者や元当局者たちは
今回の未遂事件を教訓として、このような爆発物を、(それ以外のさまざまなものと一緒に)
見通せるスキャナーを空港に増やすべきだと主張している。
米運輸保安局(TSA)は近年、通常の金属探知機では探知できない脅威を見つけ出す一連の
「全身撮像装置」の試験を行なってきた。これらの装置は、先述のクリスマスのテロ未遂事件でも
機内に持ち込まれたとされる、隠れた爆発物を高い精度で発見できる唯一の手段だ。
TSAでは、乗客検査システムを向上させるため、2つの基本技術の検討を行なっている。
その1つである『ミリ波センサー』は、ミリ波という電磁波を照射して、[被写体からの]エネルギーの
違いを計測する。この装置を乗客に用いると、写真のネガを思わせる詳細な3次元画像が得られる。
TSA はこれらの検査技術について、プライバシー上の懸念はないと述べている。
「係官が画像を見る際には、顔の特徴は(また、おそらくは他の身体部位も、)ぼかして処理される」
ことをTSAは強調している。また「画像の保存、蓄積、および転送」は行なわず、「一度消去した
画像は、永久に消えてなくなる。さらなるプライバシー保護のため、画像をチェックする係官は
別室にいて、けっして乗客と直接対面することはない。また、乗客に対応する係官はけっして
画像を見ることはない」とTSAは述べている。
[英国政府は1月はじめ、ヒースロー空港などの英国内の空港に全身撮像装置を導入する方針
だと発表した。別の英文記事は、この装置が「児童ポルノ法違反」であるという、プライバシー
団体などからの批判を紹介している。Guardian紙の記事によると、同国で行なわれている全身
撮像装置のテストでは、18歳以下の者を除外している。児童の「不適切な写真」を撮影することに
あたる可能性があり、法的な問題が解決されるまで、この除外措置が取られているという](抜粋)
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