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RMP開発(1982年科学委員会合意)により、調査捕鯨の科学的正当性はなくなった。
なぜならRMPにデータとして必要とされるのは「過去の捕獲統計」と「現在資源量の観測値
およびその推定誤差」だけ、つまりクジラを殺す科学的必要性がなくなったからだ。
鯨研及び共同船舶及び水産庁資源管理部は困った、クジラを殺さないと商売上がったりだ、と。
この既得権益に巣喰らい続けることができないとアセったわけだ。
で、鯨研及び水研の御用学者たちは「クジラを殺す科学的理由付け」を考え出した。
つまり“御用”としての存在価値を示したというわけだ。
それすなわち「生態系モデル鯨資源管理方式の開発を」というやつだ。
この方式だと数々の生物学的特性値をデータとして必要とする。
だがしかし科学者間の合意がなかなか得られないという難点がある。
でも裏を返すならばそういった泥沼状態が続く限り“長く”調査捕鯨ができるといった面がある。
“長く”調査捕鯨ができる、これこそが鯨研及び共同船舶及び水産庁資源管理部が望んでいること。
決して商業捕鯨再開を望んでいるってわけじゃないってこと。
もし本当に商業捕鯨再開を望んでいるのなら唯一科学委員会で合意のあるRMPを使っての再開を
主張してしかるべきなのにそれをしていないからね。
ちなみに生態系モデル方式はパラメータの設定によって結果が変わるので信用できません。
それよりも単一種管理で強固なRMPを使うべきなのです、本当に商業捕鯨を再開したいのなら。