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★<藤井財務相>辞任へ 政権に痛手
・藤井裕久財務相(77)は5日、鳩山由紀夫首相に健康不安を理由に辞任する意向を伝えた。
首相は「これからも頑張っていただきたい」などと慰留したが、藤井氏の辞意は固く辞任は避けられない
情勢となった。昨年9月の鳩山内閣発足後、閣僚が辞任するのは初めて。近く開会する通常国会での
10年度予算案審議を目前に控え、担当閣僚が辞任することで首相の政権運営に大きな痛手と
なるのは必至だ。
藤井氏は5日午前の閣議終了後と午後の2回にわたり、首相と首相官邸で会談した。2回目の会談で
首相は「せっかく子供(予算)を産んだんだから育てよう」と慰留したが、藤井氏は「産むまでが
僕の仕事だ」と辞意を撤回しなかった。藤井氏は「通常国会で長時間にわたる予算案審議への出席など
激務に耐えられない」ことなどを理由に挙げた。
藤井氏は昨年12月25日に10年度予算案を閣議決定後、高血圧などの体調不良を訴え28日から
検査入院。30日と今月5日の閣議には入院先から出席し、閣議後の記者会見では「医師の判断を
尊重する」「予算編成が相当な重圧だった」などと語った。
首相は昨年9月の組閣の際、藤井氏の経験と安定感を評価して財務相に起用した。首相は同日夜、
首相官邸で記者団に「医師の最終的な判断はまだだという報告をいただいた。本人もまだ判断
していない」と説明、辞意を伝えられたことを否定した。検査結果は週内に出る見通し。
後任人事は、予算編成の担当閣僚の辞任で国会での予算審議に支障が出る恐れがあることから、
菅直人副総理兼国家戦略担当相や仙谷由人行政刷新担当相を横滑りさせる案や、野田佳彦
副財務相を昇格させる案などが浮上している。
藤井氏は旧大蔵(現財務)省出身で、93~94年に細川、羽田内閣で蔵相を務めた。一度は政界
引退を決めたが、首相らの意向により昨年8月の衆院選比例代表で立候補し、7期目の当選を果たした。
鳩山内閣では最高齢の閣僚。
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