10/01/05 16:27:37 0
・女性の利用が多い各地の女性センターや男女共同参画センターが、男性を対象にした離婚相談や
結婚支援講座などに手を広げている。
「悩む男性の味方」として男性の意識改革を促し、女性問題の解決にもつなげようという試みだ。
「初対面でアイコンタクトできなくてどうするんですか」「『男は中身』って言う人に限って、外見も
中身も駄目なんです」
昨年12月11日、北九州市小倉北区の市立男女共同参画センター・ムーブで開かれた「おとこの
ライフセミナー」のテーマは「婚活のためのモテ講座」。男性受講生約20人が、NPO法人・
花婿学校(名古屋市)代表の大橋清朗さん(40)の“辛口アドバイス”に真剣に聞き入っていた。
男性(27)は「会話術などで具体的なアドバイスがあった」と満足そう。「家事や育児をしたくないと
言っていては、男性も結婚できない。男性が変わることで女性も幸せになれる」と話した。
男女差別やDV(配偶者、恋人などからの暴力)といった女性問題の解決や、女性の自立支援などを
行う「女性センター」は、1980年代頃から各地の自治体が設置。男女共同参画社会基本法が
施行された99年頃からは「男女共同参画」を掲げる施設が増え始めたが、利用者の大半は女性が
占めていた。
95年に開所したムーブは2008年度に男性向けの「離婚講座」をスタート。弁護士が養育費や
慰謝料などについて夫側の利益を守る立場から助言する。09年度にも2回実施し、延べ24人が参加。
小山三恵子副所長は「女性問題の解決には、男性の意識改革が不可欠」と説明する。
福岡市男女共同参画推進センターや鹿児島市男女共同参画センターも、電話や面接による
男性限定の悩み相談を定期的に実施。なは女性センター(那覇市)は08年と09年、「男性の心と
からだセミナー」を開き、精神科医がストレス対処法を伝授した。
元佐賀県立女性センター館長で中央大法学部の広岡守穂教授は「人間関係が希薄になり、悩みを
抱え込んでいる男性も多いのでは。男性にも窓口を開くのは面白い試み」と注目している。(一部略)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)