10/01/03 18:05:39 0 BE:548674728-PLT(12556)
鳩山由紀夫首相から「他に得難い人材」と評され、女房役となった平野博文官房長官。
だが、調整力に疑問符が付けられるなど、政府・与党内での風当たりは厳しい。
18日に召集の方向の通常国会では、首相の偽装献金事件や、迷走が続く米軍普天間
飛行場移設問題で野党が攻勢を掛けてくるのは必至。平野長官の真価が問われそうだ。
「不慣れなところもあり、十分な政府のスポークスマンになれたかどうか分からない」。
平野長官は先月28日の記者会見で、政権発足100日あまりを振り返って、こう語った。
2010年度予算編成の過程では、新規国債発行額の上限をめぐり、平野長官は同10日の会見で、
44兆円以下に抑えるとした政府方針は見直さざるを得ないと踏み込んだが、その翌日には
首相の指示を受け、すぐさま撤回。首相との意思疎通が不十分であることを露呈した。
民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げたガソリン税の暫定税率撤廃などの扱いを
めぐっても、調整役としての平野長官の影は薄く、事実上の税率維持へと流れをつくったのは
10年度予算の重点要望をまとめた小沢一郎幹事長だった。
政権発足当初は、政策調整は菅直人副総理兼国家戦略担当相が担い、平野長官は
内閣のスポークスマンと国会対応に専念し、役割分担するはずだった。だが、
国家戦略室は権限が不明確でスタッフも不十分。菅氏は政策調整では前面に出ず、
平野長官にその役割が回ってきたのに、必ずしも期待に応えられていないのが現状だ。
(後略)
*+*+ jiji.com 2010/01/03[18:05:38] +*+*
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