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民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に購入した土地の代金を
政治資金収支報告書に記載しなかった問題で、土地代金に充てられた現金4億円について、
同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)(民主)が東京地検特捜部の事情聴取に、
「小沢先生に資金繰りを相談し、現金で受け取った」と供述していることが、関係者の話で
わかった。
石川議員が翌05年にも、別の現金4億円を同会の口座に入金しながら、収支報告書への
記載がないことも新たに判明。特捜部は、この4億円も小沢氏から受け取った可能性が高いと
みて調べている。
土地取引を巡る資金移動で小沢氏本人の関与が明らかになるのは初めて。今後、資金移動の
経緯について、特捜部が小沢氏から任意で事情聴取するかどうかが焦点となりそうだ。
同会は04年10月29日、東京都世田谷区深沢の476平方メートルの土地を約3億4000万円
で購入した際、現金で用意した簿外の資金4億円を同会の口座に入金し、代金の支払いに充てた
ことが判明している。
関係者によると、石川議員は特捜部の事情聴取に、「当時の陸山会には土地を購入する資金がなく、
小沢先生に相談し、4億円を受け取った」と供述。4億円は小沢氏の個人資産で貸付金として出して
もらったと説明しているが、小沢氏が05年4月に衆議院に提出した資産等補充報告書に、該当する
貸付金の記載はない。
石川議員が小沢氏から土地代金に充てる現金を受け取ったのは04年10月上旬とみられる。
同月中旬以降、石川議員が同会の複数の口座に1000万~5000万円程度に小分けにして入金し、
その後、同会の一つの口座に集めて、同月29日、土地の売り主の口座に送金するなどした。
(>>2以降に続く)
▽読売新聞
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