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09年、日本の政界の最大勝利者は、小沢一郎民主党幹事長だったと言うことができる。
昨年8月30日の衆議院選挙で史上最大議席の政権与党を作るうえで主導的な役割を果たし、
首相にはなれなかったものの、首相よりも大きな影響力で政局を牛耳っている。
首相ではないため、目につく牽制もほとんどない。今や日本は「小沢全盛時代」だ。
小沢幹事長は最近、政府が主導した来年度予算案の全面見直し作業を一言で修正させたのに続き、
政党交付金173億円を含む来年度の党予算編成作業も指揮している。党代表は鳩山由紀夫首相だが、
資金源は小沢幹事長が握っている。民主党は、来年7月の参議院選挙の勝利を最優先課題としている
小沢幹事長の意思を反映して、「参議院必勝予算」と言えるほど選挙対策に重点を置いた予算を
編成する方針だ。不満を持つ議員も一部いるが、小沢幹事長がこのようなやり方で、
07年の参議院選挙と09年の衆議院選挙を大勝に導いたため、口出しできない状況だ。
小沢幹事長ににらまれれば、資金や人事、政策で不利益を被る恐れもある。
現在、日本の外交の最大懸案である普天間米軍飛行場の移設問題や総選挙公約の履行や修正など、
政権レベルの問題にも小沢幹事長が積極的に介入している。民主党政権が掲げた「政府としての
政策一本化」が有名無実化したも同然だ。外務省の一部では、小沢幹事長が韓国と中国を訪問して
脚光を浴び、中国の習近平国家副主席の天皇との面会を外務省の反対にもかかわらず
実現させたことに対して、「外務省の立場がない」という自嘲の声が出ている状況だ。
*+*+ 東亞日報 2010/01/01[09:41:44] +*+*
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